92年にN響とのショスタコーヴィチ11番でレコードデビューした際大変話題となった北原ですが、96年までカラヤンで有名なアーヘン歌劇場の音楽総監督を務めており、近年日本に帰国し日本での指揮活動に集中することになりました。そ…
幻の仰天音源が出現しました。ムラヴィンスキーによるシベリウスの交響曲第3番で これまで誰も聴いたことがなかったものです。ムラヴィンスキーは1963年10月26日にレニングラードで同曲のソ連初演を行い その後4回しか演奏し…
まさに絶妙のコンビといえる美しさでとろけるよう。エレガントの極みとはこのことでありましょうか。モーツァルトのシンフォニーも待望の登場。ドンファンもイキ。ラヴェルはあまりの官能性にしびれてしまいました。ウィーン・フィルの魅…
EMIによる有名なスタジオ盤収録の直前に行なわれたコンサートのライヴ盤。スタジオ盤の方はいささか枯れた感じの名演でございましたが、実演ならではの自在なアゴーギクも伴って、さすがシューリヒトという仕上がり。ライヴの迫力がや…
かつてDGで発売され あまりのクナ節に驚かされた かのグレイト。ついに10年ぶりにアルトゥスから新たな音質で蘇りました。久々に聴き直してもとてつも無いユニークさに言葉を失いました。終楽章コーダでの急ブレーキ&急発進に仰天…
空前の大ヴォルテージで凄い迫力と緊張感。メルクルもこの曲初挑戦とは思えぬ指揮ぶりで 改めて大器ぶりを確認。二期会のうまさ 独唱陣の絶品の歌 N響の超絶ぶりにも唖然といたしました。また素晴らしい音質で放送されたものとテイク…
シューリヒト本人もこのコンサートに大変満足し 数日後にウィーン・フィルにあてて手紙を出したほど(その手紙の内容は解説書内で翻訳)。このコンサートのすばらしさに EMIも録音を計画。のちの決定盤ともいえる名盤が誕生しました…
ワルターといえばモーツァルト。モーツァルトといえばウィーン・フィル。プラハはかつてDGで出ておりましたが肝心の40番は完全初出。ワルターの40番の演奏は昔から定評あるもので豊満な美演に感動。プラハの序奏の堂々たる風格 そ…
フルトヴェングラー伝説のブラームス・コンサート1日を再現。これぞCDならではの疑似体験。フルトヴェングラーの考えぬかれたプログラムを堪能しました。新しい音質で見事蘇り ボスコフスキーの美音も聴き物です。 Brahms :…
若きベームの質実剛健なブルックナー。1楽章の第3主題などストイックな表現がたまりません。2楽章のクライマックスで足を踏みならしながらカクカクと盛り上げていく様はまさにベームならでは。大変感動的です。音質も53年ばなれ。同…