冒頭から大地を揺るがす様なティンパニーとN響ならではの重厚なサウンドに心奪われます。激しい所はより凄まじく、美しい所はより切々と この強力な対比が恐ろしく大スケール。すごい演奏です。 Brahms : Symphony …
アルトゥスレーベルの第一弾はムラヴィンスキーの初来日のライブになりました。 この音源は当時NHKが録音したものです。1973年の東京文化会館での録音で、非常に素直な音で収録されています。メロディア等の録音では楽器のバラン…
ベーム&バックハウス黄金コンビの大人のシューマンも聴きもの。大家ならではの味わい。それにもましてブラ1がすごい迫力!若きベームの血がたぎりきっているようでございます。 Schumann : Piano Conce…
かつてドイツグラモフォンででていたウィーン・フィル150年記念ボックスの目玉の一つ。シューリヒトのブルックナーの中でも大変人気のあった演奏でした。それが音質も改善されて見事に蘇りました。 かつてドイツ・グラモフォンからリ…
フルトヴェングラーの「英雄」の中でも有名なこの52年11月のもの。30日と29日との日付け問題があるようなので今回ヒストリカル御意見番平林直哉氏に鑑定を依頼。辛口の平林氏をして音質にも満足せしめたもようでございます。 M…
92年にN響とのショスタコーヴィチ11番でレコードデビューした際大変話題となった北原ですが、96年までカラヤンで有名なアーヘン歌劇場の音楽総監督を務めており、近年日本に帰国し日本での指揮活動に集中することになりました。そ…
幻の仰天音源が出現しました。ムラヴィンスキーによるシベリウスの交響曲第3番で これまで誰も聴いたことがなかったものです。ムラヴィンスキーは1963年10月26日にレニングラードで同曲のソ連初演を行い その後4回しか演奏し…
まさに絶妙のコンビといえる美しさでとろけるよう。エレガントの極みとはこのことでありましょうか。モーツァルトのシンフォニーも待望の登場。ドンファンもイキ。ラヴェルはあまりの官能性にしびれてしまいました。ウィーン・フィルの魅…
EMIによる有名なスタジオ盤収録の直前に行なわれたコンサートのライヴ盤。スタジオ盤の方はいささか枯れた感じの名演でございましたが、実演ならではの自在なアゴーギクも伴って、さすがシューリヒトという仕上がり。ライヴの迫力がや…
かつてDGで発売され あまりのクナ節に驚かされた かのグレイト。ついに10年ぶりにアルトゥスから新たな音質で蘇りました。久々に聴き直してもとてつも無いユニークさに言葉を失いました。終楽章コーダでの急ブレーキ&急発進に仰天…