新コンビによる待望の録音、深遠なるマーラー。準・メルクル、フランス国立リヨン管弦楽団、新録音CD。崇高なる大演奏! Mahler : Symphony No.3 Jun Märkl Ewa Marciniec ̵…
数々の海外大物演奏家を招聘し続けた梶本音楽事務所シニアディレクター佐藤正治氏をして「この日のコンサートから、私はオーケストラの音楽をチェリビダッケが創る音楽とそれ以外の全てとを区別するようになった」といわしめ、ミュンヘン…
日本の楽壇に背を向け孤高の道を歩む異能の指揮者、井上喜惟のマーラー4番 評論家鈴木淳史氏をして「天才」といわしめた異能の大器、井上喜惟氏の待望の新録音。ジャパン・シンフォニアは井上氏自らが結成したプロオケ。蔵野蘭子は二期…
ドイツ仕込み正統派北原幸男(元アーヘン歌劇場音楽監督)によるブラームス1番とドッペル、自ずと沸き上がる音楽的高揚と気品。 北原幸男といえばショスタコーヴィチの演奏に大変定評がありますが、さすがドイツ仕込みだけありブラーム…
前作ブルックナー第5番同様、FM東京の名エンジニア橋本正文氏が録音、オンマイクぎみで捉える直接音と間接音のバランスが絶妙ですばらしい音。今回のCDは人見記念で取られていますが、サントリーとの響きの違いも見事にマイクに収め…
スケール、音質、テンポとあらゆる面で既出演奏を大きく上回り伝説となったサントリーでのブル5。しかも海賊盤もさすがにこの演奏だけはでていなかったと思われます。また86年はサントリーホールの開館の年でもあり、ヨッフム、コンセ…
ブルックナーのエキスパート、マタチッチによる豪放なる第5交響曲 「ブルックナーの音楽はゴシック建築のように全体の調和が大切で、ある部分が突出してはいけない。突出しそうになったらそれを抑えて、全体の響きを美しい調和を持って…
重厚!マタチッチによる「田園」&レオノーレ 3番 N響では第2番、第7番(84年)と第9番(73年)が知られる、マタチッチのベートーヴェン。「田園」と序曲ともに、独墺系の作品との抜群の相性をみせる巨匠特有のずっし…
たいへん貴重な記録。マタチッチのショスタコーヴィチ 1965年以来マタチッチはN響への度重なる客演を通じて、ブルックナーなど得意のプログラムで見事な成果を収めていますが、同時に当時としてはたいへん意欲的ともいえる曲目も取…