ブルックナーのエキスパート、マタチッチによる豪放なる第5交響曲 「ブルックナーの音楽はゴシック建築のように全体の調和が大切で、ある部分が突出してはいけない。突出しそうになったらそれを抑えて、全体の響きを美しい調和を持って…
重厚!マタチッチによる「田園」&レオノーレ 3番 N響では第2番、第7番(84年)と第9番(73年)が知られる、マタチッチのベートーヴェン。「田園」と序曲ともに、独墺系の作品との抜群の相性をみせる巨匠特有のずっし…
たいへん貴重な記録。マタチッチのショスタコーヴィチ 1965年以来マタチッチはN響への度重なる客演を通じて、ブルックナーなど得意のプログラムで見事な成果を収めていますが、同時に当時としてはたいへん意欲的ともいえる曲目も取…
とんでもなく濃厚な音と表現に引き込まれます。この演奏でマタチッチの日本における評価を決定づけたまさに記念碑的大演奏。その伝説的名演がついに復活しました。 Bruckner : Symphony No.7 Lovro vo…
冒頭から大地を揺るがす様なティンパニーとN響ならではの重厚なサウンドに心奪われます。激しい所はより凄まじく、美しい所はより切々と この強力な対比が恐ろしく大スケール。すごい演奏です。 Brahms : Symphony …
さすがマタチッチ得意のチャイ5。当時のN響の豪放ななりっぷりとマタチッチのたっぷりとしたテンポの巨人的音楽作りがあいまって 重量級の演奏。聴き終った後の満足感が大変。一方、聞き逃せないのがモーツァルトで、現在東京音大教授…
実に力強く、マタチッチの前にひれふしたくなるような演奏。実に英雄的であり濃厚な叙情漂うブラームス。N響も現在とは一味違う野性味溢れる金管。油っこい弦楽器と 魅力的です。音質はかなり良く 73年のものとは気づきませんでした…
リクエストの多かったこの演奏も これまた巨大な音楽。大演奏の《新世界》で かつてこれほどまで立派なドヴォルザークが日本で演奏されていたことに驚かされます。永く語り草になる演奏は やはり凄いものがございました。音質も大変良…
驚く程スケールの大きな演奏で テンションの高い70年代のN響とマタチッチの巨人的音楽作風の相乗で どえらい音楽に仕上がっております。オペラ嫌い ワーグナー嫌いの方も これなら良し!と申せましょう。音質も美しいマスタリング…