ブルックナーのエキスパート、マタチッチによる豪放なる第5交響曲 「ブルックナーの音楽はゴシック建築のように全体の調和が大切で、ある部分が突出してはいけない。突出しそうになったらそれを抑えて、全体の響きを美しい調和を持って…
重厚!マタチッチによる「田園」&レオノーレ 3番 N響では第2番、第7番(84年)と第9番(73年)が知られる、マタチッチのベートーヴェン。「田園」と序曲ともに、独墺系の作品との抜群の相性をみせる巨匠特有のずっし…
たいへん貴重な記録。マタチッチのショスタコーヴィチ 1965年以来マタチッチはN響への度重なる客演を通じて、ブルックナーなど得意のプログラムで見事な成果を収めていますが、同時に当時としてはたいへん意欲的ともいえる曲目も取…
全ステレオ録音 旧ソビエト文化省の使命で録音され、ムラヴィンスキー未亡人の指導で、遂に真のオリジナルテープよりCD化。ヒストリカルの鬼 平林氏も激賞「ムラヴィンスキーの録音上最高のものだ」。 Shostakovich :…
1997、99年に「オーバンヴェルト」誌の批評家選考で年間最優秀指揮者に選出されたドイツの名匠ツァグロゼクよる貴重な録音。コントラバスを舞台上に左右に分けるなど、大胆な解釈と同時に緻密な音作りが聞かれる。現代最高水準の歌…
完全初出、全ステレオ。ソビエト文化省の指令で録音されたムラヴィンスキーのなかで最高の音質。これほど美しい音色だったとは。デジタル録音顔負け予想以上の逸品。もうこれ以上の音はないと断言。 Beethoven : Symph…
ムラヴィンスキー初来日直前のレニングラードでの録音、空絶の音質をおためしの1枚。 *ルスランとリュドミラのみ初出。ベートーヴェンの第4番はメロディアなどからのリリースで有名な演奏と同じものです。 Beethoven : …
かのチェリビダッケに師事した井上善惟が音楽監督を務めるジャパン・シンフォニアを振った最新録音。日本有数のトッププレーヤーで固められたオケを率いて 師をほうふつとさせる悠然たる音楽運びが持ち味の「エロイカ」です。 Beet…
「24」という数字をきいてまず思い出されるのは、バッハの「平均律」もしくはショパンの「前奏曲」かも知れません。すべての調性において、各調が持つ独特の雰囲気の微妙な違いを生かし、それぞれの調の作品を残す。この難題はしかし、…